静岡Hobby Show 2017 その2
['17.05.20]
両日とも凄い数のお客さんで展示作品を見るのも一苦労でしたが、その中で気になった作品を紹介していきます。
まずはTDMCのりべちゃん事、堀部さんの超絶MP4/23。毎週送られてくるデアゴスティーニをただ単に組んだだけです。
って、んなワケないでしょ!って仕上がり。メッキ塗装は一度に行えば色を合わせ易いですが、時期をズラしての塗装だったらしく相当大変だったとの事。
各部の手の入れ方が凄まじく、何と言うか見ているだけで存在自体が『重く』感じました。
私も過去に一瞬この模型を作りたいと思った事が有りましたが、製作記と実物を拝見して疑似体験出来たので満足です。(笑)
同じくりべちゃんの1/12 MP4/19B。Westカラーのマシンを1台は作りたいという事で製作されている様ですが、
ホントにそれだけのモチベーションでここまで製作出来るのか?信じられない造形のスキルです。
マクロスのジオラマらしいのですが、凄い作品を発見しました。無数に有る景色のビルがとても精密で、思わず上空から見下ろしている錯覚に陥ります。
ホントに全長1200mの巨大な船が停泊している様に感じました。製作者様にお話を聞きましたが、約1年で完成させたとの事。脱帽です。
ビルが1つ1つ違う大きさで、全く違和感が有りません。このビルは実物では3ミリ程度で、それが無数に。。。
ジブリで一番好きな作品がラピュタです。最近ロボット兵とか作りたいなぁと思っていて作品を探していたのですが、今回はこのタイガーモス号しか発見出来ませんでした。
それでもプロペラが回転していてウェザリングも自然な素晴らしい作品で、いつか自分もこんなの作ってみたいなぁと感心させられました。
詳しく説明書きを見なかったのですが、皆さんはこれがどういうシーンに見えますでしょうか。
見る人の感性と生い立ちごとに、それぞれ違うストーリーが思い浮かぶ楽しさをジオラマは持っていますよね。
静岡のモデラーズ合同作品展は主に飛行機、戦車、ガンプラです。なので、この様なジオラマをたくさん見る事が出来ます。
首にかけている双眼鏡は5mmくらいですがとても精密で、自分の模型スキルなんてこの人達と比較したら赤子の様です(汗
最後はフィギュアですが、顔の造形と塗装が凄過ぎです。本物の人間の写真にしか見えません。
ホント、凄いスキルを持った人が居るものです。合同作品展で色々な作品を見る事でモチベーションが上がりますが、同時に自分の未熟さも実感しますね。
来年も展示で参加しながら、たくさんの作品を拝見出来る事が楽しみです。