Mclaren MP4/22 USA GP  製作中 《 3 》

 

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[08.2.8]

最近とあるHPで1/8フルスクラッチの作品を拝見しました。キットを使用せずほとんど全てプラ板から製作されています。

製作期間1〜2年という製作者の根気や素晴らしい作品の出来映えにカルチャーショックを受けました。

今のところその境地は私の目指すところではありませんが、自分の腕もまだまだだなあと世間の広さを改めて感じた次第です。

個人的には今くらいのペースが楽しいんですけどね。

 

 さてクロームの塗装に入ります。Kitでも紹介した通り塗料はスタジオ27推奨のモトクロームです。初めて使用するので、まずは余っていた

ジャンクボディーに黒の下地塗装後試し吹きしてみました。ここで分かったのは、クローム塗装では膜厚がほとんど無いので、下地の凹凸が

目立ってくるという事です。サーフェーサー乾燥後2000番のペーパーでならし、さらに濃い目の黒塗装で下地を行いましたが、小さな線キズも

クロームを塗装するとクッキリ浮かび上がってきました(少々表現がオーバー)。まあ下地をやり直すつもりもないので、このまま行きますが・・・

 

 一発目吹いてみました。ロータス99Tの黄色の時の様に塗装の厚みで色の濃さが変わる事もなく、いい具合になりました。写真は吹きっぱなし

の状態なのでミストが乗っていますが、乾燥後に柔らかい布でミストを除去すると輝きが出ました。なおクロームは二度塗りがベストの様です。

試し吹きで厚吹きをしてみたところ、曇ってしまいました。少量ずつ気長に吹いていくと良いようです。 

 

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[08.2.9]

 

という事で二度目の塗装をし、布で軽く磨きました。輝きは良いですが、やはり表面が完璧に平滑ではないので少し凹凸が気になります。

 

蛍光レッドのパーツも含め塗装完了です。次はクロームのパーツへは48時間後に専用クリアーを、蛍光レッドのパーツへは乾燥後

いつもの様にデカールの定着及びデカールの変色防止のため缶スプレーのクリアを吹きます。

 

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[08.2.11]

クローム塗装パーツにモトクリアーを吹きました。48時間置いたらデカール貼りに入ります。

 

モトクリアーの乾燥を待つ間はサスペンション等へカーボンデカール貼りをします。今回はフロアもカーボンデカールを貼り込みます。

資料を見ていた所、フロントのアップライト下方に整流カバーを発見。すかさず99Tの余りヘルメットパーツ(もちろん中嶋用)から切り取り製作。

 

ステアリングを簡単にペーパーで整えた後サーフェーサーを吹いたところ、ふとショボイと感じたので少し手を加える事にしました。

まずは中央部のパッドやスイッチ類を全てヤスリで削り、平坦にしました。

 

ステアリング中央のT字型の凸部とパッドは0.5mmのプラ板から切り出します。カーボンデカールを貼った後、握る部分に黒にフラットベースを

同量混ぜた物を筆塗りしました。ここまでやったので実物はどの様になっているのかと資料を見た所たくさんのダイヤルやスイッチ。

せっかくなので出来る限り再現する事にしました。まずはダイヤルの丸部を99Tのモノコック用エッチングで作ります。

次にダイヤルの凸部を写真の通りエッチングのキャッチピンをランナーを残して切った物に色を先に塗ってから取り付けます。

 

見て下さい、この小ささ。大きさが分かる様につまようじの先と一緒に写してみました。ハッキリ言って今後同じ事はしたくありません。

あー肩こった。

 

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[08.2.16]

なかなかスーパーアグリの姿が見えませんが・・・ 開幕戦には問題なく出てきてほしいものです。

 

今回ウレタンクリアはGP2を使います。デカール前に一度クリアを吹こうとしたところ、何と硬化液がグミの様に

固まってしまっているではありませんか。1年程度暗室に置いておいただけなのに。。。フタの閉め方が悪かったかな 

 

ボディーの曲面に大きなデカールを貼るのは苦労します。モデラーズのデカールフィットで端から軟化させながら貼っていきます。

軟化した部分を水を含ませた筆と綿棒を使って丁寧に伸ばしながら貼っていきます。

いきなり全体を軟化させてしまうと失敗してしまうので注意が必要です。忍耐強く時間をかけて貼るべし。でも少し急いで失敗した。。。

 

やっとここまで来ました。あと一息?

 

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[08.2.17]

 

モノコック上面vodafoneのvとoの文字は凸部に乗っかっていますが、キットのデカールだと凸部の側面に文字が届きませんので

ハミルトンのゼッケン2番デカールから切り出してデカールタッチアップしました。

 

ウイングの前端は黒のグラデーション塗装になっています。キットにデカールが準備されていたので試しに貼ってみましたが、やはりイマイチ。

塗装で再現します。マスキングだと境界がハッキリしてしまうので紙を浮かせて貼り、エアーブラシの角度を調整しながら吹いていきます。

ポイントとしては失敗した時にシンナーで拭いてやり直しが利く様に、事前にウレタン塗装をしておく事です。

 

サスも含め、全てのカーボンデカール貼りが終わりました。次は仕上げのウレタンです。

と思いきや、ホーンウイングの黒グラデーション忘れた。。。

 

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