SUPER AGURI SA08 Spain GP 製作中 《 1 》
佐藤琢磨の、”あくまで現時点で” 最後のグランプリマシンであるSA08です。開幕から3戦は赤黒のカラフルなマシンでしたが、第4戦
スペインGPは噂によると新規スポンサー獲得の可能性が有り、白いマシンを持ち込んだとの事。結果はSAF1自体がこのスペインを最後に
撤退となってしまいました。戦闘力の低いマシンで果敢に戦うファイター琢磨に賛辞を、更には誰も期待さえしていなかった純日本プライベーター
F1チームをおこし、間違いなく日本を越えて全世界のF1ファンに夢と希望を与えてくれたSAF1チームにありがとうと感謝を込めて製作します。
第3戦バーレーンGPでの記念撮影
第4戦スペインGP チェッカーの瞬間!
今回の資料は F1モデリングvol35、SAF1オフィシャルイヤーブック2008 他
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[09.02.28]
まずは資料集めから始めています。上記2つ以外にF1グランプリ特集やF1速報あたりから様々な角度の写真を集めておきます。
細かいディティールはF1モデリングですが、足りない所はネットで探します。スペインGP仕様は塗り分け部分が序盤3戦に比べて
少ないので、今回もカーボンに力を入れて製作したいと思います。今回は締め切りが無いので比較的ゆっくり製作していきたいです。
まだ箱も開けてないので、画像は無しです・・・
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[09.03.01]
毎度のごとくパーツ処理前に間違い探しをしております。まず一番最初に気になったのがノーズ。先が急に細くなっています。確かにそうなん
ですよ。RA107はそうなんです。でもSA08はどう見てもここまでカーブが変化していない。SA08はRA107のコピーなので全く同じだと思う
んですが、写真を見る限りだと違うんですよね。カラーリングのせいかもしれませんが。今回は思い切って見たままの形に修正しようと思います。
次に気になったのはエキゾーストカバー。HONDAのHの真ん中、タイヤ前のフェアリングの側面プレートの前端からだと、その少し後までしか
無いはずが、かなり後まで延びています。エキパイ用の穴とエキゾーストカバーの短縮が必要です。あとキットのパーツだとサイドポンツーン上の
ルーバー?が開いていたのですが、スペインは左右ともふさがっているみたいなので、パテで埋めます。
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[09.03.07]
少しづつ進めています。まずは一番気になっているノーズから。えぐれを緩やかにする方法は盛り上がり部(フロントバルクヘッド)を削るか
えぐれ部を盛るかですが、モノコックのボリュームを見て後者の作業から始めました。右の画像は、一度盛って削り加工に入ったのですが、
盛りが足りなかったので、再度盛ったところです。今週はノーズの形状出しが出来れば十分です。。。
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[09.03.08]
とりあえずノーズ側面を真直ぐな形状に整えてサフを吹いてみました。微妙な形状出しを行う前にウイングステーとの関係を見ます。
ステーは前後方向の幅が狭いので延長が必要ですが、前に伸ばすのか後に伸ばすのか、仮組みを行って確認する必要がありそうです。
ステーをビスで固定しウイングと合わせてみました。真ん中のウイングの前後長と同じ長さのステーになるはずなので、やはり短いですね。
ウイング前端からのノーズの飛び出し量を考えると、ステーは後方へ延長した方が良さそうですが、ウイングが後退するとタイヤとの干渉が
発生するかもしれないので、フロントタイヤも仮組みが必要です。アッパーアーム前側の取り付け部はノーズの整形に邪魔で削ってしまった
ので、別パーツで補いました。翼断面にしています。この後このパーツにエッチングを巻いて、実車みたいにカバーっぽく見える様にします。
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[09.03.14]
フロント周りを修正するにあたり、タイヤを取り付け車高を出しました。この後、ノーズ形状やフロントウイングのステーなどを修正していきます。
フロントウイングを仮組みしていますが、中央部の下方向へのふくらみが足りない気がします。力技で修正が必要ですね。
こういう部分はプラでは出来ない修正が出来るので、メタルパーツは便利です(笑)
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[09.03.15]
フロントアッパーアームの付け根にエッチングでカバーを付けてみました。今回もノーズとの合わせ部にはパテでRを付けます。
アッパーアームの厚みが薄い気がするのですが、今回は気にしない事にしました。なお今回はホイールにメタルプライマーを吹いてます。
いつもなら面倒なのでいきなりサーフェーサーを吹いてしまいますが、基本に立ち返ってみました。
ノーズはこんな感じで修正完了。丸み加減や太さ加減が非常に難しく、後日ぱっと見た時に気に入らなかったら再度修正します。
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[09.03.20]
とうとう来週F1開幕です。長いオフでした。マシンはカッコ悪いですが、今期はいろいろな変更が有り、各チーム間の力関係も
昨年のままとは行かないと思うので、非常に楽しみです。バリチェロが勝ったりするのは見たくないですが・・・ 今年もマッサを応援します!
リアカウルのフィンは側面のプレートにエッジ感が無いので、後日薄く削ります。
中央に穴が開いていますが、実車は内側は多少下へ伸びていますので、そこも修正予定です。
エキパイカバーを修正します。エキパイ用の溝が長いので、パテで埋めようと思います。本日ポストホビーでクレオスの
超軽量エポキシパテなる物が売っていたため試しに買って使ってみましたが、紙粘土っぽくていまいちでした。。。
こんな感じです。穴を埋めた後、棒で適当な角度で溝を整形します。パテ硬化後に余分な部分を削り落とします。
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[09.03.21]
花粉で鼻水が止まりません。。。 FIAのご乱心も止まりませんね。
チャンピオン決定ルールを何度も変更していては、参戦している人をもてあそんでいるとしか思えません。
フィンの開口とエキパイカバー部の溝を整形しました。溝は前側に少し長めに掘ってエキパイが中から出てきている感じに見える様に
しています。エキパイカバーは後方を短縮するためモールドをパテで埋めました。
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[09.03.22]
エキパイをアルミパイプから作りました。内径をヤスリで削り板厚を薄く見える様にしています。チムニー横の排気口はパテで埋めました。
その周りにモールドを掘るのですがメタルなので深く掘れないし、思わずとんでもない方向に傷を付けてしまうのでとても難しいです。
ヘッドプロテクターは、いつもの様に前側の下面を削りました。後頭部の部分も台形にへこみがあるので削っています。
サスアームカバーの根元にパテでRを付けました。
フロントウイングステーを後方に延長しています。白いカラーリングの部位は黄変を避けるために、いつもの光硬化パテを使いません。
少し面倒ですがフィニッシャーズのポリパテを盛って整形しています。