Ferrari 412T2 Canada GP   1/12 Scale  製作中 《 1 》

 

ミュージアムコレクションの412T2を製作します!

 

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[17.02.27]

 

 

マコロンさんが行きつけの模型店で見つけたキットですが、長年倉庫で眠っていた物との事で、デカールの状態を確認させてもらうため

箱を開けようとしたが開かず、店長さんと30分かけて何とか開けたところ画像の様にタイヤがドロドロに溶けて、そこらじゅうにヘバり付いていました。

もはや商品にはならないとタダでもらったらしいのですが、マコロンさん自身も作れる気がしないと言って私にタダでくれました。

キットはビニールでシュリンクパックされていた様で、完全密封が逆に災いし、レジンのシンナー成分がタイヤに移って軟化してしまったのではないかと推測します。

それにしても、硬いゴムのタイヤが時間が経つとこうなってしまうんですね〜 ある意味、継続は力なりを再認識します。

 

 

ボディーやレジンパーツは無事でしたが、フロントウイングが上側に少し反っています。スキッドブロックも画像の様に。。。

レジンパーツは表面がテカテカしていて、油分が染み出てきている様に見えます。染み出しきってくれているといいのですが。

 

 

メタルパーツは袋に入っていた様で、同様に無事でした。

バリも少なく硬さが有りますし、ホイールのスポークも精度が高くカッコいいです。

 

 

マジやばいのが、エッチングとデカール。

エッチングは金属なので時間を掛ければどうとでもなりますが、デカールはゴムが付いてしまった部分をどう補完するか悩みどころです。

ミュージアムコレクションに問い合わせしましたが、やはりスペアデカールは絶版でした(涙

 

 

さて早速エッチングから補修に入ります。軟化したゴムはまるで柔らかいガムです。ベタベタですし、引っ張るといくらでも伸びます。。。

ティッシュを介して爪で何度も引っ掻いて削り、ツールクリーナーで溶かしてふき取りながら、ほぼ4時間ほどかけて除去しました。

 

その成果です。

 

インストもドロドロだったらしいですが、ある程度マコロンさんがアセトンで落としてくれていました。

印刷も一緒に落ちてしまうのでなかなか加減が難しいですが、私もツールクリーナーをティッシュに含ませてふき取りました。

 

完成したらカッコいいだろ〜な〜

マコロンさん、譲ってくれてアリガト〜

1/20ではカナダGP仕様で製作しましたが、1/12でもやはり、カナダGP仕様で製作します!

乞うご期待!

 

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