Ferrari 412T2 Canada GP   1/12 Scale  製作中 《 3 》

 

 

 

TOP  GALLERY  《 1 》  《 2 》  《 4 》  《 5 》  《 6 》  《 7 》  《 8 》

*********************************************************************************************************************

[17.03.22]

 

お次はデカールです。

F1Msのデカール技師達にお願いする前に、まずは自分で何とかしてみる事にします。

 

 

ノーズに貼るAgipのデカールですが、よく見ると上方の角だけ艶が違います。

線状に付いたタイヤのネバネバをマスキングテープで叩いて除去しようとした際に、ニス層が剥がれてしまった様です。

ニスの被膜が無くなった所はインク成分だけのはずなので、このまま水に付けてもバリバリになると思われます。

思い切ってマスキングを貼って剥がしてみると、超簡単にニス層が剥がれました。

 

 

こちらも同じくです。

 

なんかこのニス層、スリガラスみたいに曇っているので、上からウレタンを吹いて透明度が増すのか非常に不安です。。。

 

 

試しに使わないStudio27の部分のニス層を剥がして水に付けてみたところ、

予想通り文字がバラバラになり、ピンセットで少し触るだけでバリバリになってしまいました。

さて、どうしようかな。。。。。。

 

*********************************************************************************************************************

[17.03.26]

 

バラバラになる程の古いデカールを再生させるアイテムがコチラ、バルケッタのデカールリペアです。

一度試しにテストしてみたいと思います。

 

 

フタに付いているハケで塗ってみます。10分も置くと水分は蒸発して膜が形成されました。

バルケッタのHPやボトルに2度塗りするといいと書いてありますので、その通りにします。

 

乾燥したデカールリペアを、デカールの周りで切込みを入れて水に投入。数十秒で台紙から浮いてきました。

ここで驚いたのが、パリパリになるハズのインク層がデカールリペアと一緒にクルっと曲がっている点です。

デカールリペアがインク層を軟化させたのでしょうか。

 

 

切り込みを入れた外周が反って浮き上がってしまったので、デカール剛力軟化剤でタプタプに。

筆で丁寧に軟化剤を除去すると、いい感じで貼る事が出来ました。

但しこの蛍光ピンクデカールのインクの特徴なのか分かりませんが、軟化剤で溶けて滲んでしまっています。

注意して使わないと、完成後に経時で滲んでくるかもしれません。。。

 

その他のロゴもやってみましたが、安定して使えそうです。

気になる点は、意外に膜の厚みが有る事。またハケ塗りなので、表面がデコボコになる点です。

ウレタンコートした際の色味変化や、研ぎ出しでコンニチワしてしまわないかなど、引き続き検証が必要です。

 

 TOP  GALLERY  《 1 》  《 2 》  《 4 》  《 5 》  《 6 》  《 7 》  《 8 》