Ferrari 412T2 Canada GP 1/12 Scale 製作中 《 3 》
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[17.03.22]
お次はデカールです。
F1Msのデカール技師達にお願いする前に、まずは自分で何とかしてみる事にします。
ノーズに貼るAgipのデカールですが、よく見ると上方の角だけ艶が違います。
線状に付いたタイヤのネバネバをマスキングテープで叩いて除去しようとした際に、ニス層が剥がれてしまった様です。
ニスの被膜が無くなった所はインク成分だけのはずなので、このまま水に付けてもバリバリになると思われます。
思い切ってマスキングを貼って剥がしてみると、超簡単にニス層が剥がれました。
こちらも同じくです。
なんかこのニス層、スリガラスみたいに曇っているので、上からウレタンを吹いて透明度が増すのか非常に不安です。。。
試しに使わないStudio27の部分のニス層を剥がして水に付けてみたところ、
予想通り文字がバラバラになり、ピンセットで少し触るだけでバリバリになってしまいました。
さて、どうしようかな。。。。。。
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[17.03.26]
バラバラになる程の古いデカールを再生させるアイテムがコチラ、バルケッタのデカールリペアです。
一度試しにテストしてみたいと思います。
フタに付いているハケで塗ってみます。10分も置くと水分は蒸発して膜が形成されました。
バルケッタのHPやボトルに2度塗りするといいと書いてありますので、その通りにします。
乾燥したデカールリペアを、デカールの周りで切込みを入れて水に投入。数十秒で台紙から浮いてきました。
ここで驚いたのが、パリパリになるハズのインク層がデカールリペアと一緒にクルっと曲がっている点です。
デカールリペアがインク層を軟化させたのでしょうか。
切り込みを入れた外周が反って浮き上がってしまったので、デカール剛力軟化剤でタプタプに。
筆で丁寧に軟化剤を除去すると、いい感じで貼る事が出来ました。
但しこの蛍光ピンクデカールのインクの特徴なのか分かりませんが、軟化剤で溶けて滲んでしまっています。
注意して使わないと、完成後に経時で滲んでくるかもしれません。。。
その他のロゴもやってみましたが、安定して使えそうです。
気になる点は、意外に膜の厚みが有る事。またハケ塗りなので、表面がデコボコになる点です。
ウレタンコートした際の色味変化や、研ぎ出しでコンニチワしてしまわないかなど、引き続き検証が必要です。