Ferrari 412T2 Canada GP   1/12 Scale  製作中 《 6 》

 

 

 

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[17.05.03]

 

こちらもエアブラシでデカールリペアを吹いたハクリ層が無いデカール(インク層)です。

こちらは収縮はしていませんが、蛍光ピンクのインク層がシンナー成分で溶けて滲んでしまっています。

この調子だとウレタンコート後にウレタンシンナー成分で溶けて滲む可能性がありますね。

ウレタンシンナーはラッカーシンナーより溶剤成分が強いと聞いた事が有りますので。やばいやばい。ここで分かって良かったです。

蛍光ピンクのデカールは印刷用クリアデカールを上に重ねてからウレタン塗装する事にします。

 

 

デカールリペアで復活させたFIATのデカール。切り出して貼ろうとしましたが水で収縮してカールしてしまい、うまく貼れません。

ノーズのAgipの様に、印刷用クリアデカールを重ねて剛性を上げないと使えませんね。

結局ジャンクデカールで代用しました。スタジオのガレージセール等でNGデカールを調達してあり、こんな時に役立ちます。

 

 

リアウイングです。

塗装後に組む自信が無かったので接着して黒塗装までしてありましたが、仕方なく面倒なカーボンデカール処理をします。

デカールを切り出すためのテンプレートは、パーツにトレーシングペーパーを貼って鉛筆で書き込んだラインをカッターでカットして作ります。

 

何とか全面に貼り付け完了。HIROのゴールド色ドット状カーボンデカールを使いました。

この後、軽く黒塗装してからスポンサーデカールを貼ります。

 

ハクリデカールを貼って1日乾燥後、ハクリ層を剥がしていきます。(1日で足りるか?と言う論議は有りますが)

いきなり全面をテープで貼って剥がすとハクリ層にデカールが持って行かれた際にリカバリー出来なくなるので、

ハクリ層のギリギリ際の方を慎重にマスキングテープで剥がしてからピンセットで剥がしていきます。

結局マスキングテープでは粘着力が弱く、何度剥がそうとしても剥がれませんでした。

セロハンテープの方が粘着力が高いので剥がれましたが、いろいろ試していくなかで、ハクリ層の際をデザインナイフで

本当に少しだけ(0.1ミリ程度)傷を付ける感じで持ち上げておくとマスキングテープでも十分剥がせる事が分かりました。

基本的に、この後は全てこの方法でハクリ層を浮かせてから慎重に剥がしていきました。

 

 

それに気付く前にやってしまったのがコレ。マスキングテープではなかなか剥がれないので、

少し広めに貼って『うりゃ!』と持ち上げたら、デカールが持って行かれました(涙〜

ベルガー用の同部位を移植しリカバリーしましたが、微妙に色味が違います(汗

 

何とかうまくハクリ層を剥がし、カウルの境界のデカールに切り込みを入れようと剛力軟化剤付けた瞬間、インク層が溶けました。。。

シンナーならまだしも、軟化剤でも溶けるの〜???

結局、青部はカラーを筆塗りで、白部はジャンクデカールを切り出してリカバリーです。。。  トホホ。。。

 

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[17.05.04]

 

ハクリ層はピンセットで少しずつ剥がしていきます。出来るだけ内側から外側へ。

ハクリ層が千切れて残りにくくなりますし、インク層を持って行かれる可能性も低く抑えられますので。

 

 

そう言っていても起きてしまう。こうなったら仕方がないので、必要な部分だけハクリ層ごと貼ります。

 

少しづつ持って行かれるパターン。。。

Oはこのままハクリ層を戻しました。rのかけらをハクリ層ごと切り出して、、、

位置決めしてたら、、、無事な所までボロボロに。。。 ここは黒のジャンクデカールでリペアです。

 

うまく剥がれる所も有るんですけどね〜

 

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